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寄り道です。
仕事で広島の呉に居た時、スナックで某自衛隊の偉いさんと 米軍岩国の方と
一緒になり、何故か月一会っていろんな話をした。
話の折々に潜水艦に関係する人と理解できたので、そんな話を振ってみた。
戦争末期 フィリピンで 日本軍の甲標的(真珠湾にも参加)型潜航艇改
を(人員を2名から3~4名に増やし、スペースを広くし、バッテリー充電用
エンジン搭載)8隻配置し、レイテ島とミンダナオ島間の海峡にて、各艦2本の
魚雷を上手く使用し米軍艦(輸送船含む)を30隻近く撃沈し、味方の損害は、
実質無しで引き上げて来た。
そんな話も有ったと言うと、現場現場に適した配置をすれば成果がでるんですねと
現在の社会でも通用する、ただしそれを理解できる上司が居てこそだが、
アメリカ軍は、作戦を失敗させると、たとえ将軍であっても、引責で交代させられる
と米軍の将校が言っていたが、昔の日本軍では、そんな話は聞いた事が無い。
ノモンハンの戦闘を軍令部に相談無しに現地指揮官に命令し、失敗したとたん
トンズラし、ニューギニア戦線でも勝手に指揮をして失敗したらさっさと本土に逃げ
終戦時は、戦犯を逃れるため隠れ、もう戦犯の恐れが無くなったとたん 石川県から
国会議員の選挙に出て当選した辻政信や、インパール作戦を計画し、補給や作戦内容
に疑問を持って反対した参謀らを左遷しイエスマンだけを周囲に配置し、作戦が失敗
したら、現地指揮官の責任だと喚き、戦後ものうのうと生きた牟田口廉也。
ミッドウエーの指揮官 南雲忠一や草鹿参謀や福留将軍等、よくそんな人々で
戦争を始めたなと思うと、戦死なされた兵士をひたすら哀れに思う。
現在の朝日新聞も上層部は、誤報の責任を取らず謝罪もせず、管元首相の福島原発
での無責任な対応、一切反省せず(門田氏著書の地獄を見た人 吉田所長)、
のうのうと議員でいる根性、厚顔無恥という言葉を、それぞれの方に送りたい。